BUSINESS

事業紹介


弊社は、主力事業である旋盤、フライス、鈑金の三部門において主にアルミニウム合金の加工を中心に高い技術力でお客様にご満足頂けるサービスを提供しています。
「人類の繁栄を技術力により基盤から支える」の理念をもとに、人類の未来に貢献することを目指し、さらなる成長に向けて全力で取り組んでいます。

TURNING/旋盤


弊社の旋盤部門は主にアルミニウム合金の加工を中心に高い技術力を有しております。特に、テーブルサイズφ2800mmまでの比較的大きな立旋盤を複数台保有しており、直径φ3000mmまでの大型ワークの加工を得意としております。また、比較的小型の横型旋盤も複数台保有しており、大小様々な大きさのワークに対応可能です。さらに、いくつかの立型/横型旋盤にはミリング機能が備えられており、旋削から転削までの段取工数を削減することによりリードタイムの短縮が可能です。

アルミニウム合金の加工は切削性が良い反面、歪みが出やすく精度を出すことが困難、鋼等の金属と比較して熱の影響がで易く精度を出すことが困難など、特有の問題を多く抱える材料です。弊社の旋盤部門は創業当初よりアルミニウム合金の加工を中心に事業展開してきており、特に鍛造品を数多く手掛けることにより広く流通しているA5052からA7075超々ジェラルミンなどさまざまな材質の加工特性に精通しております。

MILLING/フライス


弊社のフライス加工技術は工作機械の原型となる汎用機をベースに創業当初より磨き続けてきたものであり、長年に亘り様々な材質・材料・製品を手掛けてきたことにより難易度の高い加工が可能となっております。また、最新モデルのマシニングセンタの導入によりプログラミングの容易性を確保しつつ高能率加工を実現することが可能となり、長年蓄積してきた高度な加工技術をより安価且つスピーディーにご提供可能となっております。

また、弊社のフライス部門は創業当初より少量多品種製品に特化した生産体制を構築しており、近年、生産管理体制においても受注から製造・納品まで一元管理できる体制を整えました。これにより、お客様ニーズにより迅速にお応えすることが可能です。

WELDING/鈑金


様々な金属溶接の中でも特にアルミニウム合金の溶接が難しいことは広く知られてております。例えば、熱伝導性の問題は、アルミの優れた特徴の一つである高熱伝導度が逆に溶接時の母材の加熱状態の安定性を低下させてしまうというものであり、溶接の仕上がりに大きく影響を与えるものです。また、酸化膜の問題は母材と母材表面に形成される酸化膜との融点の相違が溶接の均一性を阻害するというものであり、所望の仕上がりを得る上での弊害となっております。さらに、溶接割れやブローホールは仕上がり品の見た目や強度を大きく低下させる要因となっております。

一般に、これらの問題の解決には溶接器具の選定や溶接時の母材の状態管理などを慎重に行う必要があることが知られていますが、これには豊富な知識やその知識を溶接実務にお活用可能な熟練工が必要となります。しかし、近年においてそのような熟練工を確保するのは容易ではございません。

弊社では古くよりアルミニウム合金の溶接加工を主要業務に位置づけており、アルミ溶接の様々な困難に対する解法を豊富に蓄えております。また、アルミ溶接の中でもさらに難易度の高い厚物溶接加工につきましても得意としており、高難度の溶接加工を高精度に実現できることでお客様の定評を頂いております。